Alarm Handler(ALH)は、EPICS で制御されている機器の状態を監視し、機器の以上を運転員に伝える為のEPICS OPI ツールである。ALHは機器の状態に変化があった時、音で運転員に以上を知らせることができる。また設定によって異常に自動的に対処するためのプログラムを自動的に起動することができる。 機器の異常及び運転員の対応はログファイルに記録される。 運転員にたいして、その異常に対処の指示を記述しておくことで、運転員はただちに適切な対処をとることができる。 アラーム情報はグループ分けをして表示することが可能である。 このツールは設定ファイルを用意するだけで、ただちに利用できる。このマニュアルはALHの設定ファイルの書き方を説明する。
以下では例を下にALH設定ファイルの中身の説明をおこなう。
次に設定ファイルの一例を示す。この例では、最上位のレベルに
二つのアラームグループ(ParentGroupとParentGroup2)がある。
ParentGroupとParentGroup2はそれぞれ監視すべきチャンネルとして、
ParentChan1とParentChan2を持っている。
さらに、ParaentGroupはその下に子のレベルのアラームグループ,
ChildGroupを持っている。
ChildGropには、三つのEPICS データベースレコード ChildChan1,ChildChan2,ChildChan3 が属している。
最初の行では第一のアラームグループParentGroupが定義されている。
次の行ではParentGroupに所属するレコードParendChan1が宣言されている。続く$GUIDANCEから$ENDまでの行はParentChan1がアラーム状態になった時の運転員への指示が記述されている。
以下同様にParentGoup2,ChildGroupの定義が続く。
ParentChan2
にはアラームのマスクが設定されている。マスクはアラーム状態の発生に対する運転員の応答の必要性の有無などを設定するために使われる。各チャンネルに設定されたマスクは$FORCEPVを用いて動的に変更できる。
$COMMAND行はチャンネル或いはグループがアラーム状態になった際に起動されるプログラムを指定する。これによってより詳細なアラーム状態を見るためのALHを起動したり、自動的にメールの送信やPagerによる呼びだし、音声アナウンスなどが可能になる。
GROUP NULL ParentGroup
CHANNEL ParentGroup ParentChan1
$GUIDANCE
Just Ignore.
$END
CHANNEL ParentGroup ParentChan2 ---T-
GROUP ParentGroup ChildGroup
$FORCEPV FrocePVMaskChan -D-T- 1 0
CHANNEL ChildGroup childChan1 ---T-
$COMMAND alh GrandChild.alhConfig
$GUIDANCE
Call Mr. Who at 0298-xxx-xxxx.
$END
CHANNEL ChildGroup childChan2
$COMMAND medm -x related.adl
$GUIDANCE
Call
$END
CHANNEL ChildGroup childChan3
$COMMAND alh GrandChild.alhConfig
$SEVRPV SeverityChan
$GUIDANCE
Call
$END
ALHの各チャンネルにはマスクをせっていすることができる。$FORCEPVの設定で動的にこのマスクを$FORCEPVに指定されたマスクで置き換えることができる。
マスクは、設定ファイルあるいは画面上では五文字の文字列として(例えば<-D-T->)表示される。-はマスクがセットされていないことを意味する。マスクがかけられた時のALHの動作は以下のとおりである。
alh < ALH設定ファイル名 >

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